カーシェアリングとコロナショック

2020年5月29日、車を購入しました。
今回の購入は、「稼ぐ」ことを目的とした車の購入です。
カーシェアリングのエニカを利用してひと稼ぎする。そのためにわざわざ車を購入しました。
車の選定から、各種の手続きメンテナンスまで可能な限り私が自分で行い、コストを抑えます。

私の車を多くの人に知ってもらうこと、つまり広告も重要なテーマです。
そのために、思いつく限りの方策を試します。試行錯誤のその課程で、得られるものがきっとある…それを皆様方と共有(シェア)するのが、このサイトを運営する目的です。

果たして成功するのか、失敗するのか。私自身もハラハラ・ドキドキの真剣チャレンジです。成功を目指して精一杯頑張ります。

カーシェアを始めたきっかけ

エニカの成長見込み

CASEという言葉をご存じですか?
CはConnected(コネクテッド)
Autonomous(自動運転)
Shared(カーシェアリング)
Electric(電気自動車)
の頭文字を取ったもので、ベンツの会長が最初に主張したそうです。
これからはCASEの時代だ」というわけです。
カーシェアリングに関して言えば、これからは車を所有するのではなく、シェア(共有)する時代になる。つまり車の販売台数が減る可能性があるから、心してかからなければならない、とベンツの会長は言いたかったのでしょう。

実は私は数年前に車を購入した時、エニカの加入を考えたことがあります。
その時に渋谷で開かれた説明会に参加し、大体の様子は理解していました。その頃から比べると、私の自宅の近くにエニカに登録された車(貸し出しをしている車)がとても増えていたので、驚きました。
ベンツの会長が言ったように、エニカのような個人間カーシェアリングは、私たちの生活に確実に浸透してきています。
このように、カーシェアリングはこれからも成長が見込める、というのが参加を決めた第一の要因です。

参加のチャンスかも

実は数年前にエニカに加入しようとしたのですが、結局は中止しました。それは家族が反対したためです。
「私たちが使う車を他の人に使ってもらいたくない」というわけです。
ですからエニカにオーナーとして参加するためには、家族が普段使うのとは異なった車を用意する必要があります。つまり我が家に車が2台なければダメなわけです。
しかしそんな経済的な余裕はない…ということでこの時点では諦めました。

しかし、コロナ・ショックが起きました。車が売れなくなって、新車・中古車のどちらも値段が下がっているという話しを聞きました。その話しを聞いたのが、非常事態宣言が出された直後だったと思います。


私は10キロほど離れた職場まで、殆ど毎日自転車で通っています(自動車ではなく)。
車が好きなので、中古の自動車屋の前を通りながら車の値段を見ています。
中古車の値段は1ヶ月ほど経つと少し下がるようです。ホンダのディーラーで扱っていた中古のレジェンドが315万円から310万円に下がった。なんていうことを確認しながら、毎日中古車屋の前を自転車で走るわけです。

中古車屋で異変が

ところが非常事態宣言が発出されて1ヶ月くらい経ったときに、高級外車の中古車屋で異変が起こりました。
ベンツ・BMW・ポルシェなどの高級外車を扱う小規模の中古車屋です。

高価な外車を扱っているためでしょうか、殆ど商品が売れていません。何ヶ月も売れないまま展示され続けています。この店は商品があまり売れていないな、と私は感じていました。
ところがある日、その会社の前を通過した時、数台の車が突如姿を消していたのです。
この店には、500万円以上の車が屋内に展示され、それより値段が安い車は屋外で雨ざらしにされています。その雨ざらしにされた比較的低価格の車が数台なくなっていました。

コロナの影響で車が売れなくなっているという話は聞いていました。
ですから、これまでは殆ど売れていなかったのに、急に売れ出すということはまず考えられません。
車は高価だから、売れたとしても1日に何台も売れるはずがありません。
とすれば、なぜ数台の車が突如消えたのか。

換金目的か?

おそらく「換金が目的だった」のではないか?私はそう考えました。

普段から車があまり売れない。
コロナの影響で更に売れなくなった。だから手持ちの資金に窮するようになった。家賃の支払いにも窮するようになったのかもしれません。
それで一台当たりの利益が少ない、比較的低価格の車を換金処分したのではないか?

利益追求のために売却するのなら、利益が出ない値段なら売りません。
しかし日銭に窮し、換金が目的なら利益がでなくても泣く泣く売り払うことになります。つまり安く買えるわけです。
悪く言えば「金に窮した業者の足下を見ている」ということですが、普段は車で儲けているのだから、損失を受けることだってあるのが世の常です。
ともかく「これなら安く買えそうだ」と私は推理しました。

この推理が当たっているかどうかは確かめようがありません。しかし、多分間違ってはいないと思います。これは後に私が購入した車の様子をご説明する際に、詳しく解説したいと思います。
ともかく、「コロナの影響で中古車の価格が下がっている」ことを肌で実感したから、というのが第二の理由です。

「自粛疲れ」は?

更に私の背中を押したのは、5月25日の「非常事態宣言の解除」です。
非常事態宣言で、「不要不急の外出は避けよう」と言われ続けて来ました。
しかし「自粛疲れ」ということで、多くの人々は外出したがっています。
「外出」といえば?

旅行でしょう。
例えば、富士山の河口湖に旅行に行くとしましょう。
家族3~4人で行くとしたらどうやって行くでしょうか?
電車?長距離バス?
どれもコロナの感染を恐れて、避ける人が多いのではないだろうか?
だとしたらレンタカーの利用だろう。そしてレンタカーよりも安いカーシェアリングを利用する人も増えるのではないだろうか?
私はそう考えました。
一言で言えば、「非常事態宣言の解除」が順調に進めば、車を使った旅行ブームが起きるのではないか?
と、考えた訳です。これが第三の理由です。

要するに…

(1)カーシェアリングには将来性がある、
(2)コロナの影響で、車の値段が安くなった、
(3)非常事態宣言の解除の効果が期待できる、
この三点がカーシェアリングを始めた理由です。

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